「クイズ☆タレント名鑑」検索ワード連想クイズ 芸能人別登場回数ベスト10

TBS系で放送されている、日本一下世話なクイズ番組「クイズ☆タレント名鑑」。
その中で、スペシャル第2回(2010年1月3日放送)から放送され、レギュラー放送でも不動の人気を誇るコーナーこそ「芸能人検索ワード連想クイズ」。


様々なワードから連想される芸能人の名前を当てる、という一見単純なコーナーなのですが、そのワードに惑わされ(というか意図的に惑わせてる感満載)、いろいろな芸能人の名前が飛び交います。
そのため、ラテ欄にはたびたび「犯罪者の名前出さないで」とか出てしまう始末(笑)


今回はそんな「検索ワード連想クイズ」での様々なデータをいくつかまとめてみたので紹介します。
データは全て2010年1月3日〜2011年4月3日までのものとしています。

解答者別正解解答数ベスト10

こちらは、検索ワードに対し出演者別での正解をした回数ベスト10となります。

順位 解答者 回数
1 有吉弘行 13
2 田村亮(ロンドンブーツ1号2号) 10
3 矢作兼(おぎやはぎ) 6
4 千原ジュニア(千原兄弟) 5
4 関根勤 5
6 勝俣州和 4
6 後藤輝基(フットボールアワー) 4
6 原西孝幸(FUJIWARA) 4
9 小木博明(おぎやはぎ) 3
9 近藤春菜(ハリセンボン) 3

というわけで、こちらの1位は有吉弘行。やはりこのコーナーのセンターを飾るだけあり、不定期レギュラーながら貫録のトップ。
何だかんだで芸能人のことを1番わかっている解答者です。


続く2位はロンブー亮。こちらは毎週出ており、その分コンスタントに解答回数を重ねています。


そして3位はおぎやはぎ矢作。有吉とともに、また有吉がいない時はリーダーとして解答をしっかりしています。

解答者別ピー音回数ベスト5

続いてこちらは、解答の際あまりにキワどすぎてピー音(鉄砲音)で解答をふさがれたことのある解答者別のベスト5です。
このランキングで、大体この番組が誰によって成り立っているかがわかる結果になりました。

順位 解答者 回数
1 有吉弘行 17
1 藤本敏史(FUJIWARA) 17
3 矢作兼(おぎやはぎ) 3
4 春日俊彰(オードリー) 2
4 出川哲朗 2

なんとFUJIWARA藤本さん、有吉の2名が群を抜いており、全ピー音回数の実に7割以上をこの2名で占めています
予想通りとはいえ、こう改めて数字で出てくるとその凄さがわかります。


特に近年ではこの2人の連想解答が多く、今後さらに回数を重ねそうです。

芸能人別登場回数ベスト10

というわけでメイン企画。解答者がこれまでに解答した芸能人を回数別に集計し、このコーナーで最も名前が出た人は誰なのかをランキングにしました。
なお、こちらは正解として登場したものも含みます。ただし、ピー音やカットなどで名前が公言されなかったものについては除きました


まずは同率第8位・全部で3回登場した人から。こちらは全部で14名いました。
…いきなりベスト10以上になってしまいましたね。


以下、3回登場した人たちです。

荒俣宏蛭子能収大桃美代子岡本夏生織田無道
岸部四郎小阪由佳沢尻エリカ/シルク/田原俊彦
中森明菜眞鍋かをり森泉蓮舫

蛭子能収田原俊彦などその人の人間性(?)や言動からここに出てくる者、眞鍋かをり沢尻エリカなどワイドショーでのおなじみの人、そしてシルク・中森明菜など意外な人たちも並べました。


小阪由佳も初期ではかなり出てきましたが、最近はあまり名前を見なくなりました。
それに代わって最近では、Twitterでの例の件以降、麻木久仁子山路徹とセットで大桃美代子の名前が出てくるケースが増えました。
ただここに他2名の名前がない理由は後ほど。


続いて同率5位・4回登場したのは3名。ここからはその人が連想された際に出てきた検索ワードを先に書き、その後に正解を書きたいと思います。

1人目
2人目
  • 死刑確定 双子 サングラス
  • アホ 批判
  • 激ヤセ
  • うそつき 痩せすぎ
3人目
正解

まず1人目は小森純。モデルなので『東京ガールズコレクション』というワードから出てきた例もありますが、『ゴリラ』『Aカップ』など容姿などから連想されることも多いようです。
ちなみに『大久保佳代子』は、彼女が『すっぴん』になった時に似ているから、ということだそうです。「ロンドンハーツ」でも検証ありましたね。


2人目は田代まさし。かつてはミュージシャン・タレントとして『サングラス』をかけて活動していた一方、“やってはいけないこと”により『激ヤセ』してしまったことからこの人が連想されたのでしょう。
まさにこのコーナーにふさわしい名前です。


3人目は浜田ブリトニー。ホームレス漫画家ということで『現在地』を連想、そして番組で『整形』をしていたことをカミングアウトするなどあったそうです。
あとは『年齢』は“自称20歳”と公言していることで検索されている様子。
ちなみに『タメ口』は解答者の勘違いで、普段はタメ口では話さない人なのだそうです。


それでは続いて5回登場した人たちですが、こちらが今回の1位(同率)ということになりました。
全部で4名出ましたが、ここも検索ワードを先に出して正解という流れにしたいと思います。

1人目
2人目
  • 非常識
  • ドS
  • ダメ人間
  • アホ
  • 問題発言
3人目
  • バカ
  • 最近見ない
  • 消えた 年齢
  • 重罪 詐称
  • うそつき
4人目
  • 最近見ない ハワイ 建築 ジュエリー
  • ダメ人間
  • 刑務所 借金
  • やっつけ仕事 虚言症 修羅場
  • 詐欺師

…どれもクセのあるキーワードばかりですね。
4人中3人が「ダメ人間」というワードから連想されちゃう人というのが非常に面白い。

正解

1人目は清水健太郎。度重なる覚せい剤による逮捕から『人間失格』『裁判』などのワードからの連想が多かったです。
最近では名前を見なくなりましたが、おそらく忘れた頃にまた出てくるでしょう。


2人目は玉置浩二。ワイドショーなどでたびたび見られた『問題発言』から次々連想される模様。
この人も話題には事欠かないですね。


3人目は夏川純例の年齢詐称のこともあり、有吉が名前を出すケースが圧倒的に多いです。
全てのワードがそれにつながりますね。


4人目は羽賀研二。かつての恋愛の際に問題となった『借金』問題や、恐喝未遂事件などもあってか、この連想ワードとなったようです。


というわけで、以上をまとめると以下のランキングに。

順位 芸能人 回数
1 清水健太郎 5
1 玉置浩二 5
1 夏川純 5
1 羽賀研二 5
5 小森純 4
5 田代まさし 4
5 浜田ブリトニー 4
8 荒俣宏 など全14名 3

…こう並べてみると凄いカオスだ(笑)


以上をまとめて意外に思ったのが、押尾学の名前が出なかったこと。
もっとたくさん挙がっている印象でしたが、実は番組内では2回しか出てきませんでした。
それだけ1回のインパクトが大きいのかもしれないですね。

「検索ワード連想クイズ」アラカルト

最後に、このコーナーについていくつか書きたいと思います。

2度問題として登場した有名人

スペシャル第2回から2011年4月3日放送までで全86問行われていますが、その中で問題に2度登場した有名人が現れました
自分も調べるまで全く忘れていましたが、遂にこのようなうことが発生したわけですね。


その人の連想ワード、まずは1度目。

(2010年1月3日放送分)

続いて2度目。

  • 自業自得
  • キス
  • 乱闘
  • 英雄
  • モンゴル

(2011年4月3日放送分)

さて、お判りでしょうか?


そう、「検索ワードクイズ」で初めて2度問題となったのは、元横綱朝青龍でした。
ただこの人、珍回答というか間違い回答では1度も出ていないんですよね。ちょっと意外。

大桃美代子さん」というと…

2011年2月20日放送「自称そっくりさんクイズ」の際、藤本さんが「大桃美代子さん」と答えた後、それに乗っかるように有吉が「麻木久仁子さん」と答え、さらにそれに乗っかるように藤本さんが「山路徹さん」と答えたことからこのパターンが完成。
その直後の「検索ワードクイズ」で、『うそつき』のワードの後に有吉が「大桃美代子さん」、続いて土田晃之が「麻木久仁子さん」、そして藤本さんが「山路徹さん」と答え、「検索ワード」でもこの流れが出来上がりました。


それ以降、検索ワードクイズの際に必ずこのパターンが出てくることになるわけですが、先述で大桃さんが3回に対し麻木さん・山路さんが登場回数が少なかった理由は、同年4月3日放送分で、有吉が「大桃さん」と答えるも、直後にクリス松村さんが違う答えで正解してしまったという“ハプニング”があったため。
その後別枠でこの件はやったのですが、ここではノーカウントとしました。


ともあれ、近年では特に藤本さんと有吉の連携による連想パターンがよく見られます。例えば、

『ありえない』に対し…
藤本「落合福嗣」→有吉落合信子


『外国人』に対し…
藤本「フィフィ」→有吉欧陽菲菲
藤本「金正男」→有吉金正恩

など。ちなみにこれらは全て問題でのやり取りでした(2011年1月16日放送分)。

『妖怪』『化け物』から連想される人

また、調べてみたら、検索ワードの中で『妖怪』ないしは『化け物』から連想される人も1つのパターンがありますね。

この連想、2010年8月1日と2011年3月6日放送分の2回あったため、アラカルトに追加しました。
このワードが出たらまたこの4人が出るのだろうか。


…とまあ、1年以上の歴史あるコーナーということもあり、いろいろ調べたら長くなってしまいました。
こんな感じで今回のエントリを締めたいと思います。