R-1ぐらんぷり2007

昨年優勝した博多華丸の相方・大吉が出場などもありましたが、決勝には出られず。
あと、出場すると大体2位とか3位とかに入るけど優勝に届かないあべこうじも決勝に進めず(未出場かも?)という感じでしたが。


今回も楽しく観させていただきました。もちろんビデオには録らずに(こういうお笑いの賞レースをビデオに録ることを軽く失礼だと思うところがあるので、録らないのです)。
そんなわけで、出場者1人1人の感想を。

土肥ポン太

ビンゴ大会の商品を色々いじるような感じのコント。
オチの「ハッピ」「バスデー(バスの日)」「ツユ(めんつゆ)」ありきで作ったんだな、というのがよくわかる感じでしたが、個人的には鈴と刀を持ってドラえもん殺ったった」というのが面白かったです。
個人的順位7位、審査員合計4位(440点)。

徳井義実

昨年の「M-1グランプリ」を制したチュートリアルのボケ担当兼イケメン。
笑いの金メダル」などでよく観る“ヨギータ”ネタでした。
個人的に“ヨギータ”って結構好きで、「エゲツナイ性欲ヤデ!」などのセリフもあって良かったのですが、なんかいつもに比べてパッとしなかった印象を受けたのはやはりあの空気のせい?
個人的順位4位、審査員合計2位(456点・決勝投票1票)。

大輪教授

初めて観たという感じでしたが、元・粋なりのメンバーですか。
いわゆる算数ネタふんだんな芸でして、「1+1=田」とか懐かしいなぁとか思いながら、素因数分解ネタではサザエさんキャラを因数分解して(例:「タラちゃん=足音×幼さ×えなりくん」)、手が込んではいましたが、イマイチR-1の空気にはねられた感じ。
なんだかケーシー高峰さんの数学版?
個人的順位8位、審査員合計8位(409点)。

友近

なんだかんだで5年連続出場らしいです。
ピザ屋の店員を舞台に、友近ちゃんはオジサンの扮装でした。
「一に男で“カズオ”。お察しの通り長男でございます」が印象的でしたが、どうも彼女も「M-1」でいうところの笑い飯的立場になってきた?
個人的順位6位、審査員合計5位(439点)。

ウメ

多分2回目か3回目くらいですが、どういうネタをやる人かはぶっちゃけ忘れていました(ぇ
やっていたのは紙コント「悪モノ」なる紙芝居ネタ。1つの紙芝居にいくつものストーリーを作るというアイデアはなかなか楽しかったです。
無理やり感のあるシーンもありましたが、あの緩々な感じはしっくり来たんですがねぇ…空気的には逆効果だったのかも?
個人的順位3位、審査員合計7位(437点)。

やまもとまさみ

「竹山先生?」ではジャマ者扱い(?)されつつも重宝されているこの男がまさか「R-1」のステージに立つとは…。
修学旅行で顔に落書きされた教師を演じた(?)やまもと。実は顔だけでなく体にも描かれていたというものでしたが、靴下の「パラソルじゃなくてワニがよかった!」の件はちょっと笑ってしまった。
ただ、これで優勝狙ったらアカンだろう(^^;
個人的順位5位、審査員合計6位(438点)。

バカリズム

昨年の「トツギーノ」でインパクトを与えたまさにシュール派。2年連続の出場です。
今回も「トツギーノ」系でくるのかな、と思いましたが、覆面教師になった(ただ蝶のやつをかけていただけですが)バカリズムがあらゆるものを“イニシャルトーク”していくようなネタでした。
「O田N長」の時代を触れていましたが、「Nぬなら Kろしてしまえ Hトギス」とか「本能寺のH」とか、思わず大笑い。
ホンマにこの空気好きだわぁ。
個人的順位1位、審査員合計3位(448点)。

なだぎ武

5人組グループ・ザ・プラン9のメンバーで、彼も「M-1」に続いての出場。
ネタはおなじみの「ビバリーヒルズ青春白書」のディラン。ピン芸大会なので、奇しくも友近ちゃんのキャサリンはいなかったわけですが。
しかしもうすっかり1つのキャラクターとして出来上がっていますよね。さすがNSC8期生(なだぎ「同期はバッファロー吾郎)だけあります(ぇ
個人的順位2位、審査員合計1位(456点・決勝投票4票)


個人的にはバカリズムが獲ったかなぁと思ったのですが、徳井となだぎが得点で並び、投票によってなだぎが優勝した感じでした。
まあ流れ上、徳井はチュートリアルで「M-1」を優勝していますし、新しい人材を出すのであればなだぎの優勝が妥当だったのかな、と。


しかしここ最近はややベテランの人が優勝するケースが多いですねぇ。一昨年のほっしゃん。は9期生ですし、昨年の華丸はほっしゃん。と同期(9期生相当)ですし。
吉本が優勝してしまうのはしょうがないことなのかわかりませんが、こうなると来年は司会の雨上がり決死隊と同じ7期生とか現れるとかって…それはないか(ぇ


1度しか観ていない上での雑感なので、拙い文章はご了承ください(^^;