今週のこむちゃ予想〜こむちゃ88HIT巡礼の旅・第21夜〜

「いやぁ当てた当てた。今週も6つ当てて、ようやくアベレージに戻ることが出来たよ…」
そう。あれだけ不調でもうダメかと思ったけど、気付いてみれば残り2週で8HIT。これは現実的になってきたぞ。


しかし久々すぎて、どういうペースで走ればいいかが慣れない。
既に暗くなってしまったけど、今日中に着かないと間に合わないし…。
「なんか恐くなってきたなぁ…」
ぶつくさ言いつつ、1つ1つ寺を回っていく僕。そして僕はこの後、とんでもない現象に出くわしてしまうのだった…。


それは79番札所・高照院での出来事。いつも通り巡礼のために本堂に向かい、カメラに僕の勇姿を収めてた…はずだった。しかし…、
「あれ、写ってない…」
そう、確かにフラッシュは光ったはずなのに、いざ写真を見てみると、撮れていなかったのである。


そこで改めて撮り直すと、またフラッシュは光った。今度こそ大丈夫だろうと写真を見てみると…、
「なんだこれ…」
今度は、確かに撮れてはいたが、所々にバグが入っていてうまく撮れていないではないか。
「なんだか気味悪いなぁ…」
さすがに不気味がる僕。とその時、僕は“あること”を思い出したのだった。


「そういえばここって確か、あの先人も“棲み人”に悩まされた場所だっけか…」
道理でこの現象が起きたわけだ…と思わず納得する僕であったが、それと同時にサーッと血の気が引いた感じがした。
すぐさま79番を出て、目的地である80番へ向かう僕。「よし、もうすぐだ!」と言い聞かせる僕。すると…、


―どうしたの、もう行っちゃうの?
不気味に声が聞こえてくる。もしかして僕は“棲み人”に憑かれたのか?


―もう行っちゃうなんて寂しいじゃないの
もしかしてジュンレイダーなのか?いや、そんなわけは無い。だって、さすがに寝てるはずだし。


―声を聞いても思い出せないのかい?
そう、声を聞いても…って、え?
その声を改めてよーく聞いてみる。すると、ある1つの結論に達した。


「もしかしてこの声、アンタかい?」
―ようやく思い出したんだね。どうだい、旅の調子は?
「もう順調の一言さ!だって、あと8つだよ、8つ」
―それはよかった


しばらく他人と話すということが無かったから、ここぞとばかりに花を咲かせる僕。
あー見知らぬ“棲み人”でなくてよかったー…。


「ところでアンタ、ずっとここにいたの?あの日以来見てなかったけど」
―まあね。ずいぶん前からここにいるけど、結構過ごしやすいよ、ここ
「まさか、先人を驚かしたのもアンタじゃないだろうねぇ?」
―さあ、それはどうかな?
まったく、人騒がせなものである。


せっかく知り合いと会ったことだし、予想でもしておこう。
―お、ここで新聞なんて広げちゃって、予想でもするつもりかい?

水樹奈々のV3か、田村ゆかりが返り咲きVか、「なのは」頂上決戦はまだまだ止まらない!3週連続で3位をキープの堀江由衣はこの状態を打破することができるのか!?2作連続TOP5入りの島みやえい子はいよいよ上位との決戦だ!大槻ケンヂと絶望少女達はTOP5入りなるか!?

順位 曲名 アーティスト名
1 MASSIVE WONDERS 水樹奈々
2 Beautiful Amulet 田村ゆかり
3 恋する天気図 堀江由衣
4 奈落の花 島みやえい子
5 人として軸がぶれている 大槻ケンヂと絶望少女達
6 Re.MEMBER Aice5
7 君がくれたあの日 茅原実里
8 Shining stars bless☆ 詩月カオリ
9 ロストシンフォニー 新谷良子
10 恋のミュージアム 野中藍
OP LOVE★GUN 平野綾

上位陣の「なのは」決戦を壊す予想が出来ない。そうなったらなったで面白いけど、僕はとりあえず無難な予想で攻める。
島みやえい子も順当に上げて、大槻ケンヂらもTOP5入りはするだろう。TOP3入りは難しいと思うけど。
先週初登場のAice5も解散したんだよなぁ。最後っ屁では無いけど、このくらいは上がるだろうということで6位に。
あとは新曲だけど、1週遅れも稀にあったりするし、野中藍を投入してみることにした。いざ、勝負!


「よーし、80番札所・国分寺に着いたぞ!」
これであと8つか。しかし今日は久々にアイツに会ってちょっとホッとしたなぁ。
あと一息、頑張らなくちゃ!


―ところでさぁ…
「…って、うわぁ!アンタまだいたの」
―キミがここへくるちょっと前に、キミの知り合いを見かけたよ「まさか…ポン多が!?だって、アイツはもう帰ったんじゃ…」
―1人で黙々と旅を続けているみたいだね
「そうか…じゃあ今度あったとき聞いてみよう。
ところでアンタ、なんでここにいるのさ?」
―え?せっかくだから君の旅に付いていこうと思ってね


こうして、また厄介な旅の仲間が出来たのだった。