木曜洋画劇場特別企画「キサラギ」

劇場では観ていなかったのですが、放映当時にテレビ東京でやっていたスピンオフ(って言っていいのかなぁ…)「クサナギ」というのを観ていた関係で(ほとんど世界観はないのですがw)、ちょっと興味があったので観てみました。


以下、念のため伏せ。


感想としては、結構面白かったですねぇ。
最初は如月ミキの“ただのファン”という5人が、後に「ストーカー→父親」「ショップ店員とその客」「幼馴染」「マネージャー」と素性が明らかになっていくところなんか、観ていて思わず「なるほど〜」と思わせました(ちなみに残りの1人(小栗旬)は本当のただのファン)。
最後にミキが物置で死体になって倒れていたという場面も、200通ものファンレターを取りに行ったという結末で締めくくられており、全てのパズルが組み立ったというオチになっていました。


しかし、本当に密室でほぼ5人だけで2時間仕上げたものだ。映画を普段観ない僕も楽しませてもらいました。
最後に、これまでぼんやりと隠していたミキの顔が出てきたのにちょいと驚いたのと、宍戸錠さんが出てきて「これは他殺だ」とばかりに出てきたのは果たして必要だったのか?とも思いましたが(笑)