日本語の不思議

結構前になりますが、「一回り前」と「小一時間」って、どのくらいの事を言うのか、という話になりました。
結構言うけど、その本心は分かっていないことも多いじゃないですか。


まずは「一回り前」。僕は「干支1周分(12年)」というのを聞いたことがあるような気がするのですが、母親からは「10年じゃないかなぁ」という意見。弟は「30年」と言いましたが、その直後に「それは一世代か」と言っていました。
それで、辞書で調べたところ、

ひと‐まわり〔‐まはり〕【一回り】
十二支が一回めぐる年数。一二年。「兄と―年が違う」

というのがあったので、つまり一回り前は12年前ということであっているんですね。ちなみに、

せ‐だい【世代】
親から子、孫へと引き継がれるそれぞれの代。ふつう約三〇年を一世代または一代と数える。代(だい)。代(よ)。「息子の―になる」「―が変わる」

世代は大体30年周期ということで、弟の言い分も合っていました。


続いて、「小一時間」。「1時間強」という僕の意見と、「1時間弱」という母親の意見に分かれましたが、はてなダイアリーによると、

時間の長さを表す言葉。一時間弱に同じ。

というのが正解みたいです。1時間弱なんですね。ふーん…。