「たかじん胸いっぱい」を観て…

先週・今週(テレ玉放送分)で、「この枠は数字(視聴率)が獲れない」というのがパネルで出て、そこでは「TBS平日正午枠」「TBS水曜夜7時枠」「関西テレビ日曜昼12時枠」が紹介されていた。
これがテレビ好きの僕としてはなかなか興味深いものであった。

で、ここでは水曜7時と紹介されていたが、実は水曜ゴールデン枠(7時台・8時台・9時台)全てがやばい現状なTBS。
「あなた説明できますか？」っていつの間に終わったの？という感じで、今は埋め合わせ番組が放送されているし、「ザ・チーター」もあまり視聴率は振るっていないっぽい(6人制だったのがペア5組制に変わっているところからも見て取れる)ですし。
「ドリーム・プレス社」も視聴率云々でなくあまり長寿にする感じでもなさそうですし。安住アナ起用の点を含めて「『ぴったんこカン・カン』とどう違うの？」というときもあったり。

関テレの事情は東京にいる僕には良くわかりませんが、本来自社製作の伝統があったらしく、現在は時差ネットで「ネプリーグ」を放送、しかもそれが同時間帯2位と好調なんだとか。
「数字獲れてりゃいいのか！」とはたかじんさん、関テレの人も「もう一泡吹かせたい」のが本音だそうですが、それができていないのが実情だそうで。

そんな「ネプリーグ」を関東では月曜夜7時からやっていますが、それ以前のこの枠はこれを見ればわかると思いますが、実に凄惨たるものでした。ここほど荒れていた土地は無いのでは、というほど。
深夜番組がゴールデンにいくとコケる傾向が強い中、まさに“水を得た魚”状態といえるのではないかと。

まあ僕も最初は、時間移動の際に月曜7時って大丈夫か？と思ったんですけど、素人ながらに。

これをラジオで当てはめたとき、平日午前0時のニッポン放送「ミュ〜コミ」はたぶん苦戦しているんだろうな、と思います。
ラテ欄にもよく載るとおり、「X-Radio〜バツラジ〜」は同時間帯首位で、それに文化放送の「レコメン！」が付いているのかな、と(「レコメン」も実際どうなんだろうとは思いますが)。

何でこう言えるというと、コミックをタイトルに据えたというのがイマイチよくわからないし、毎週木曜日、およびレーティング時の声優ゲストの起用。
逆を言えば声優を使うことで差別化を図っているのでしょうが、アニラジ番組でも無いのに声優を起用するというのは自信の無さの現れにも見えます。
多分それほど長続きはしないかな、と思います(あまり信憑性無い予想ですが)。

間もなく改編時期。一体どの番組が卒業していくのでしょうか。それを毎度の楽しみに過ごしていきたいと思います(ぇ