僕らの音楽

先週金曜日に放送されたものを今朝ようやく観ました。今更ながら感想をば。


今回のゲストは吉井和哉さん。


対談の相手は、昔からの知り合いという美輪明宏さん。
「テレビ業界」の話では「カメラはアップで寄りすぎ」「黒沢明監督の映画にはアップの画なんてなかった」「だから今の映画には名作といえるものがない」と、美輪さん節を見せておりました。


そしてセッションの相手は布袋寅泰さん。布袋さんのギターと吉井さんのボーカルによる「スリル」は非常に素晴らしく、聴いていて目から涙を浮かべていました。
その他、こちらはセッションではないですが、THE YELLOW MONKEY時代の「LOVE LOVE SHOW」と最新アルバムからの1曲「WEEKENDER」が披露されました。


吉井さんが最初に言っていた「僕は一生ビジュアル系」とはよく言ったもので、吉井さんのソロももとを糺せばイエモンにあるようにビジュアルの音楽なんですよね。
40になって大人な雰囲気もありますが、音楽はそれを髣髴とさせるものがあります。
更に、吉井さんにとって“ロック”というのは「煩悩がBEATに乗っている」ものだそうで、最新アルバム『39108』も吉井さんの煩悩がつめられたものということなんでしょうね。
美輪さんも「煩悩がない人は歌う資格がない」みたいなことをおっしゃっていましたしね。


そんなわけで、ゴールデンの音楽番組みたいにうるさくもなく、トーク・セッション共に楽しませていただきました(^^)