嫌われ松子の一生

映画版も正直興味はあった(実際は観に行ってないけど)ので、観ていない分新鮮な気持ちで観させていただきました。


…が、下手すると結構重くなりそう…というか人間不信になりそうなドラマですね(^^;


内容としては、教師をしていた若き日の川尻松子が、修学旅行に行ったときに旅館の金が盗まれるという事件に遭遇。
貸切だったために、生徒が盗んだのではないかと疑いをかける旅館側。そこで龍洋一という1人の生徒が怪しいと踏む先生たち。
洋一の担任の松子は「信じてるから」と言って、洋一に本当のことを聞こうと話すも、「知らねぇ!」とあくまで否定。


そこで、お金を返せば事なきを得るだろうと財布を見るも、松子には12000円というお金はない。そこで他の先生の財布を見つけた松子は、そこから一部を抜き取ってしまう。
そしてお金を返すも、松子は何を思ったか「自分がやったんです」とウソをついてしまう。教頭は「龍くんがやっていないのであればそう言えばいいのに…」とウンザリし、「無かったことにしよう」という話に。


無事に修学旅行を終え、お金を抜き取った財布の持ち主の先生にそのことを言おうとするもなかなか言い出せられず、家族からお金を借りようとするもなかなか貸してもらえない松子。


それからしばらくして、松子がいつもどおり学校に行くと、いつもより明らかに雰囲気がおかしい。と、その時教頭に「校長がお呼びです」と声をかけられます。
すると、内密にしていたはずだったことが校長の耳に止まり、しかもお金をくすねたこともバレて、謹慎を命ぜられます。
その後松子は、本当はお金を盗んだ洋一のところへ行き、再び説得しますが、洋一が「先公なんてみんな一緒だ!」と言うや否や、松子は思わずビンタをしてしまいます。


そして再び校長室に呼ばれた松子は、「洋一に罪をなすりつけようとした」として教師を辞職させられます。
それでイヤになった松子は家を出ようとするも、病弱な妹の久美が止めようとします。しかし我を忘れた松子は久美の首を絞めてしまい、母に止められるも、結局家を出て行きます。
で、川原にいた洋一に「先生!」と声をかけられるも、笑顔だけを残してそのまま行ってしまう――。


まあそんな感じです。長い上にわかりづらくてスイマセン(^^; これでも要約したんですけどね。校長…というか佐藤B作さんに襲われるところとか(ぇ


個人的には不幸な女性役に内山理名という人選はなかなか的を射ていたのではないかと思います。そういうのが似合うというとちょっと変ですが、しっくりきていると感じました。


今後は、あまりの絶望っぷりを楽しめるのか、鬱になって「ダウンタウンDX」に移行してしまうかのどちらかになるでしょうね。
でも、本当の転落人生は第2話以降からだと思うので、次週も視聴継続の予定です。