人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン

15人という大所帯、それに50人を越える芸能人観覧…いかにも豪華な使用になっており、抵抗ある部分も多いだろうな、とも思いましたが、案外芸能人のことを気にしなければそれほどのものでもなく、ネタ自体は面白いものばかりだったので楽しめました。


ただ、僕はこれをHDDで録画したのですが、あれはいらない部分はカットできるので便利ですね。芸能人の「○○のあのネタが面白いですね〜」という、「すべらない話」を楽しみたい僕としては非常にいらない部分は心置きなく消去しまくりまして、「すべらない話」部分のみをビデオに録画(ダビング)しました。
これで次観るときはそれだけを楽しむことになります。


個人的には、後半パートの小籔千豊の「虹をつかむ男・南国奮斗編」に出演したときに、小泉今日子さんと一緒になった時の話が地味に好きでした。
とっさに出てきた「坂田利夫師匠は“アホ”というキャラを一手に引き受けて素晴らしい方なんです」と、心にも思っていない(千豊曰く)ことを小泉さんに言った後、テレビに「吉本満載テレビ」という番組がやっていて、そこに当の坂田師匠とどんきほーての3人が出ていたそうです。
そこでは坂田師匠が金属の鎖をまたいだ後にどんきほーてがその鎖を持ち上げて、それが坂田師匠の股に当たったときに「うぇっうぇっ…」とかやっていたそうで、普段はなんとも思わないのに、そこで観たときは「首蹴ってやろうかと思った」と千豊。
小泉さんを見ると、笑っておらず神妙な顔で観ていたとか。


それから坂田師匠たちが突然キョンキョンや!」と何度も言い出すも、当然小泉さんは思い当たる節がなく首を横に振ります。
そのまま番組を観ていると、そこに出てきたのは先輩芸人の若井みどりさん(千豊曰く「オバちゃんですよ」)で、そのテロップには、

吉本のキョンキョン 若井みどり

と出ており、しかもそこでの若井さんは鼻にマジックで鼻毛みたく描いてあったそうで、それから小泉さんを見ると、見た事もないような顔になっていたそうです。まあ当然ですね。


MVS(最もすべらない話)というのが今回はあり、木村祐一さんの「車屋さんのキクチ」が選ばれておりました。まあ確かに面白かったです。そのキクチさんは今も自動車販売をやっているのでしょうかねぇ?


あと、1つ気になったのは、今回「すべらない話」を観に来た“だけ”の芸能人はギャラというものが発生するのでしょうか?もしするとしたら、なんてオイシイ仕事なんでしょうと思いますが(ぇ