松ヶ下製音所 FM Nack5“鬼玉”作品発表会

今週木曜日、僕は渋谷にいました。
その目的は、9月まで「鬼玉」のアーティストコーナーに出演していた松ヶ下宏之さんのライブがあり、先日の番組内で応募していた招待状に見事に当選したので、それを携帯して観に行きました。


目的地は渋谷にあるライブハウス・DUO MUSIC EXCHANGE。いくつか渋谷のライブハウスにはいったことある僕もこちらは初めて。
そのDUOまでの道を歩いて、目的地が近くなったところで後ろからわらわら人が来だして、「まさか松ヶ下さんの列じゃないよなぁ?」とか思っていたら、DUOの対面にあるO-WESTの周りに人がわんさか。

「一体この人の山は…?」と思い、さらによく見てみたところ、どうやらこんなライブだったようです。

第4回東京アジア・ミュージックマーケット(2007 4th TAM)
JAM Project/石田燿子/茅原実里/ビリビリガールズ
桃井はるこ/savage genius

なるほど納得。でもまあ僕には無関係ですが(^^;


さて、その人ごみを横目に、僕はDUOに到着。
周りを見回すと女性がわんさか。男性の姿をわずかに見るも、おおかた奥さんや彼女の付き添いみたいな形でいましたね。

花束も届いていまして、右側はたまちゃんこと玉川美沙さんから、左側は番組内で作られた曲を着うたで配信しているmusic.jpからでした。


そして18時半を過ぎ、会場に入ることに。しかしチケット購入した方から呼ばれるので、INVITATION扱いの僕はいつになったら行けばいいのかがわからない。
すると、すぐ横にいた男性も同じく招待状で来たらしく、「いつ行けばいいんですかねぇ?」なんて話をしまして。
そして僕が伊藤多賀之くんが好きな友達(えむていくん)が(日本に)いたら2人で来たんですけど、いま日本にいないですから…」と話したところ、

「あれ、もしかして…ブログ書いてます?」

そう、その人こそ先日僕のblogにコメントをくれたねこさんだったのです!
お互いに楽しみましょうみたいには書きましたが、まさかここで会えるとは。驚きです。


そんなねこさんと「鬼玉」談義に花を咲かせつつ、せっかくだから…と一緒に観ることに。
それで中に入ったのですが、いままでのライブハウスのようにスタンディングなのかと思いきや、机と椅子がキレイに並べられており、座って観られるつくりになっていました。こんなライブハウスは初めてですよ。


1ドリンクでカシスソーダを注文した僕は、ねこさんと引き続き話し込んでいました。


そして19時を10分ほど過ぎたあたりでライブがスタート。なんと出だしの挨拶はたまちゃんのゆる〜い声で「松ヶ下製音所作品発表会〜」みたいに言っており、思わず「たまちゃん!」と心の中でつぶやいていました。
松ヶ下さんのほか3名ほどのサポートメンバーがおり、うち1人は伊藤くんのライブでもサポートで出演しているギターの伊藤可久さんもいらっしゃいました。


最初は松ヶ下さんら4人によるセッションで、

1.Happiness?
2.Dive into water
3.クローバー

を披露。
2.は番組で作られた曲で、プールに入っていたときにゴムがゆるくて脱げちゃったみたいな背景を松ヶ下さん流に作った曲だそうです。


その後、サポートメンバーはいなくなり、松ヶ下さん1人で、

4.妖怪靴がえしの嘆き
5.打ち上げ花火

4.も同じく、朝起きると誰もいないはずのところに靴が裏返しにされたというエピソードを基に作った作品で、けっこう悲哀じみた楽曲に仕上がっていました。


とここで最初のゲスト・下川みくにが登場。ピンクがかったワンピース風(?)の衣装に頭は団子でした(ぇ

6.キミの願い

あるキャンペーンソングに使われた作品だそうで、みくにちゃんのラジオ番組で月1ソングみたいなコーナーがあるそうですが、その中で松ヶ下さんに作ってもらった曲らしいです。
みくにちゃんソロ、松ヶ下さんはピアノ伴奏で披露。

7.あめ玉

こちらは2人でハモって歌っていました。

8.すしがすき

この曲は、「さ行」の声が低くなる男性が好きという女性の気持ちを歌った曲。「さばのすしがすき」など、まさにさ行が満載の楽曲でした。


ここでみくにちゃん退場…とともに、しばしの休憩。


そして休憩が終了…とここで時刻はちょうど20時5分。ここでいま銀座で喋っているたまちゃんからのメッセージが。
ただ、応援メッセージのはずがただのグチが入った内容だったような…。でも結構盛り上がりました。


続いては新人の女性2人組・non-Stが登場。みくにちゃんも生で観るのは初めてでしたが、彼女たちに関しては本当に初見でございました。

9.最後のロンド

もともと松ヶ下さんの曲なんだそうですが、自分には合わないとあまりライブでは歌ってこなかったそうで。
そんな中、彼女たちに合うと歌わせたところドンピシャだったそうで。松さん「命を吹き込んでくれた」とか言っていました(^^;

10.約束

こちらは松さんがつくった彼女たちのオリジナル曲だそうです。


ここでnon-Stが退場し、いまさらながらメンバー紹介。
恐い雰囲気もかもし出しつつ(ぇ 、次のナンバーへ。

11.最後のドライブ

こちらも「鬼玉」で誕生した楽曲で、music.jpでもダウンロード可能なんだそうで。
しかもなんと、12月にはこの曲ともう1曲の両A面(松ヶ下「CDにはA面しかないんだけどね(笑)」)でシングルリリースが決定したそうです。

12.運命


続いていよいよ伊藤多賀之くんが登場。相変わらずの長身で細身。登場するや否やムーンウォークを披露する伊藤くん。
「松ヶ下製音所」は伊藤くんがきっかけでやり始めたらしい…といっても伊藤くんが「鬼玉」を知っていたからとかそういうわけではなく、伊藤くんの楽曲のコンセプト『半径5メートル以内の日常』がきっかけなんだだそうです。いわば“師匠”なんだとか。


そして最初に披露されたのが…、

13.青のり

青のりキターー!!
伊藤くんファンの皆様は大盛り上がりでしたよ。僕も例に漏れず口ずさみまでしましたから。

14.BIG WAVE

こちらは伊藤くんと松ヶ下さんの共作なんだそうです。初めて聴きましたよ。


この2曲で伊藤くん退場。今回は背後霊たちは出てきませんでした(当たり前)


松ヶ下さんの「皆さんはウソをついたことはありますか?」みたいなセリフから…、

15.Fake


そしてこれが最後の曲。松ヶ下さんメガネをかけだし、僕ら観客を立たせて披露したのが…、

16.DRAMA ADDITION

これまでのしっとーりムードから一転、急にテンションアゲアゲ状態で、サビの部分ではみんなが一斉に踊りだしました。
僕も見よう見まねで右手でフィーバー・左手でフィーバー・前に手を突き出しウェーブみたいな動きをやりました。やっぱり乗っからなければもったいないですから。


そしてライブ終了…と同時に観客からの拍手。もちろんこれはアンコールの合図です。
松ヶ下さんたちが改めて登場。

EN1.まだ見ぬ広い世界へ
EN2.SALSBELI

その後、伊藤くんとみくにちゃんが登場し、NapsaQ勢ぞろい!初めて観ましたよ〜NapsaQ。
様々な青春カバーソングを歌ってきた彼らですが、そんな中からブリーフ&トランクスの名曲の1つで、昨年発売したカバーアルバムにこっそり収録されているこちらを披露。

EN3.石焼イモ

まさにセルフカバー的な感じで。
1番を伊藤くん・2番を松ヶ下さん・3番をみくにちゃんみたいに歌っていました。


そしてもう1組のゲスト・non-Stも再登場し、4組全員で、

EN4.星に願いを

この作品内でそれぞれの願いみたいなのを発表していたのですが、そのうち伊藤くんは、

「飼っているウサギがそこらへんでウンチしませんように

みたいなちっちゃい願いで面白かったですw


そんなこんなでライブ終了あっという間の2時間強でございました。


その帰り、せっかくだからとねこさんと一緒に渋谷にあるラーメンを食べに行き、電話交換までしてもらっちゃいました(^^)
いやぁはっきり言ってこんな経験初めてなので、なんか来て良かったなぁと感じましたよ。