HTB開局40周年記念スペシャルドラマ「歓喜の歌」

というわけで観ました、「歓喜の歌」。


市民会館の事務主任・佐野(これがご存じ!の方が演じた主役)のミスで、市民会館の使用に関してママさんコーラス…もとい、女性コーラスと市政報告会がダブルブッキングという事態に。
市政報告会を中止にするわけにはいかない、とはいえ女性コーラス側も決して譲らない。それにはある訳があるわけですが…。


自分のミスとはいえ、そんな板挟みにあった佐野がとった行動とは!?


簡単に書いちゃえばそんな内容でしたが、いやぁ面白かった。
感動で涙が…とはいかないまでも、結構ジーンとくる内容ではあったと思います。


主人公は先述の通りご存じ!の方ですし、大泉洋さん目当てで観た部分は大きいですが、個人的に最もいい味出していたのはにょう氏でもなく、田中裕子さんでなく、大滝秀治さんだったな、と思います。
ステージ上で「喜びの歌」を指揮する前に言っていた言葉。あれが今回の山場でしたね。


2年前のHTBドラマ「大麦畑でつかまえて」でもそうでしたが、大滝さんってなんであんなに味のある演技ができるのだろう。まさに怪優とはこのことなのかな、と思いました。


大滝さん以外でいえば、ふせえりさんも何気に良かったです。今回のドラマは大泉さんが主演で、ヒゲ(藤村D)が演出であったように、「水曜どうでしょう」班が作ったと言ってもいいわけですが、広義でいえばふせさんも「どうでしょう」ですからね*1(^^;

*1:水曜どうでしょう」は当初、ミスターと大泉さんのロケ企画と共に、ふせさんが所属していたビシバシステムのコントがほぼ入れ替わりでやっていた。