今週のこむちゃ〜こむちゃ88HIT巡礼の旅・最終夜〜

順位	曲名	アーティスト名	正誤
1	MASSIVE WONDERS	水樹奈々	○
2	恋する天気図	堀江由衣	×
3	Beautiful Amulet	田村ゆかり	×
4	奈落の花	島みやえい子	×
5	Re.MEMBER	Aice5	○
6	人として軸がぶれている	大槻ケンヂと絶望少女達	○
7	Brightdown	玉置成実	×
8	君がくれたあの日	茅原実里	×
9	Shining stars bless☆	詩月カオリ	×
10	恋のミュージアム	野中藍	×

1位は大方の予想通り水樹奈々だった。まあそれはいいんだけど…。
まさか2位〜4位が昨日僕が予想したのとは逆のパターン(パターン2)が本当にくるとは…どっちか悩んだんだよなぁ〜…。
ここを落としたのは本当に辛いなぁ…＿|￣|○

そんなわけで、堀江由衣が4週連続の3位からついに飛び出して2位に浮上。ここで抜き出たのは結構デカイかも。
田村ゆかりは再浮上しないまま下がっていく結果に。
そして、この3強にはさすがに付いていけず、島みやえい子は4位キープとなった、という感じか。

先週7位だったAice5は順当にTOP5入り。今週はまさに堀江由衣パワー炸裂の回となった。
前回5位の大槻ケンヂらは上の力に見事に圧されダウン。当てはしたけど、結果的には残念！

再浮上で8位につけた玉置成実は今週も順位を上げて7位。この勢いでTOP5入りするのか。
そして結局新曲はなし、と。

まあ色々波乱もあったけど、最後の予想は3HIT(1位、5位、6位)ということで…、
「おおっ、遂に着いたぞ、88番札所・大窪寺！」

思えばとても大変な旅だったなぁ。高知の地でポン多と出会い、距離があるのに多く当てて贅沢な苦労をしたこともあった。
かと思えば、愛媛の密集地帯で全く当てられずに彷徨い歩いたこともあった。
そして愛媛を出て1人になったときに現れたアイツ…って、
「そういえば、アイツはどこ行ったんだ？」

昨日はあんだけ質問攻めにしたのに、見てみると1人だったことに今気付いた。
まあゴールしたから安心して帰っていったのかな？

「そういうわけで最後のコール！88番大窪寺！！」
じゃじゃじゃじゃあ！全22回・5ヶ月間に渡ってやってきたこの「こむちゃ88HIT巡礼の旅」もこれにて終了！ということで、いいネ！

「おめでとう！これであなたも予想屋としてひと回り成長できましたね！」
最後のジュンレイダー・オークボジャーも僕を激励してくれてる。最後だと思うとちょっぴり残念な気もするけど…。
「いやぁありがとうございます。あなた方ジュンレイダーがいたから旅を続けてこられたようなものです〜…」
ところが、僕が言い終わりかけたその時、オークボジャーの口から信じられないセリフが。
「…なんて言うと思ったら大間違いじゃ〜！」

いきなりのセリフに、わけがわからなくなる僕。するとオークボジャーは自らの仮面を外した。すると…、
「あれ、ポン多…お前、何でそんな格好してんだ？」
なんとオークボジャーの正体は、途中まで旅を共にしていたポン多だったのだ。

「お前、88HIT巡礼ついにゴール！みたいに言ってるけど、1回オレが助けたのを憶えていないのか？」
「あ…」
そう、冷静に考えてみれば、1度アイツに助けられたことがあった…というか、先週は憶えていたのに、最後ということもあって興奮のあまり忘れてしまっていたのだ。
「ちなみに、あの時はお前が2HITでオレが4HITだったの憶えてるか？」
「うん、そうだったね…」
「それで最後のを合わせて、合計何HITでゴールした？」
「えっと、先週86まで回って、今週3つ当てたから、89…」
「そこからあの時のHIT差を引いてみろ！」
「えーっと…あー…87…」
「ということはお前、自分の結果だけで考えたら達成してないじゃん！」
「うぅー…」

「うわぁ〜、さすがに混んでるな〜」
大窪寺の帰り。僕はポン多を連れて、先人がひどく感動されたとされるうどん処・山越さんというところに行った。やはり香川といったらうどんだろう！ということで、今度はうどん屋巡りに行くことにした。
ちなみに、ポン多はオークボジャーというわけではないことらしい。本物のオークボジャーもいたらしのだが、僕が偶然見かけなかっただけとのことだ。

「あ〜うま〜い！とてもコシのある麺とだしの利いたつゆが合わさって最高だね！」
「ホントホント！」
僕たちは早速うどんで舌鼓を打つ。

「でもさぁ、さっきも言ったけど、このまま中途半端なゴールという形で終わらせちゃっていいの？」
ポン多が話し掛ける。きっと予想屋としての僕を心配して、そして旅を共にした仲間としての言葉なのだろう。
「そうだよなぁ…自分だけで行ったらあと1つ足りないわけだしなぁ…まあまた機会があったらこういう旅に出るのもいいかもね」
「大丈夫、ちゃんとオレが次の旅の用意をしてるから！さ、行こうぜ…っとその前にうどんうどん…」
「ちょっと待てよ！5ヶ月も旅に出たんだ、少しは休ませてくれよ〜」
「問答無用！ささ、行くぞ行くぞ！」
こうして僕らは、1人前の予想屋になるために、新たな旅に出ることになったのだ。

〜終〜