YAIBA的自由研究2009・夏

――8月31日。レポート、手付かず。


…となってしまうと、また17日に戻ってしまいそうなので(ぇ、このタイミングでやってしまおうと思います。
5年ぶりに帰ってまいりました自由研究です(過去の自由研究についてはこちらから)。


テーマは、水曜どうでしょう」に関するものです。

1.はじめに

1996年に始まった「水曜どうでしょう」。その後「リターンズ」「Classic」と続き、一部地域では「Classic【再】」に移っているところもあります。
関東地方でも、TOKYO MXテレビがいよいよ「Classic【再】」になりました。


そんな「Classic」の最後の企画は、現時点で最新作となっている「ヨーロッパ20カ国完全制覇の旅」。
もともとは「ヨーロッパ21カ国完全制覇」および「ヨーロッパ・リベンジ」という企画があり、この企画はそれの第3弾にあたるわけですが、結局アイルランドは諦めたんですよね、これ(ぉ


で、今回の自由研究ですが、この企画に目をつけたこんな内容について調べることにしました。


テーマ『どうでしょう軍団は、ヨーロッパ20カ国を制覇する前に、日本の47都道府県を制覇したのか?』


「どうでしょう」と言えば、いまや日本を代表する旅番組の1つと言っても過言ではない。さまざまな企画で、北海道のみならず日本全国回ってきました。
ヨーロッパ企画のほかにも、北海道の市町村を回る「212市町村カントリーサインの旅」というのもありましたが、だったらこの4人は日本の47都道府県を番組で回ったのか?
それを今回は調べてみました。

2.内容

  • どうでしょう軍団”でロケをした企画に限る
  • 桜前線捕獲大作戦」「原付シリーズ」など、「リターンズ」「Classic」で欠番となった企画も含む

そして今回の肝となる、「そこの都道府県に訪れた」の判断基準については、

  • 企画における“目的地”に立った時に『制覇』したこととする
  • 深夜バス・新幹線などの公共の乗り物で通過した場合は、『制覇』したことにしない。また、レンタカーでもただ通過しただけの場合は、『制覇』とは言わない
  • ただし、原付の企画に限り、通過した場合に『制覇』したこととする

以上のルールの下、今回の自由研究の結果を報告します。

3.調査結果

まず、当然ながら当番組は北海道の番組で、北海道のロケはたくさんやっているので、北海道は『制覇』しています。

3-1.サイコロの旅

まず、「どうでしょう」の1番のメイン企画である「サイコロの旅」で訪れた場所から。
これについては、5年前の自由研究にて調査済みだったため、こちらから抜粋させてもらいました。

◆「サイコロの旅」でサイコロを振った場所
東京・愛媛・大分・福岡・大阪・新潟・兵庫・熊本・高知・岡山・
徳島・鳥取・京都・福井・石川・長崎・鹿児島・福島・秋田・岩手・
島根・広島・富山・長野・三重・宮城・栃木・奈良・青森

以上、29都府県。

3-2.対決列島

次に、2001年に行われた、北海道→鹿児島をレンタカーで全国横断した企画「対決列島」。
ここで訪れたのが以下の場所でした。
※通過したのみの場所に関しては、含めていません。

◆「対決列島」で対決を行った場所
北海道・青森・秋田・岩手・宮城・山形・栃木・埼玉・岐阜・愛知・
兵庫・香川・熊本・鹿児島

うち、山形・埼玉・愛知・岐阜・香川はサイコロ未到達の地。

3-3.原付シリーズ

先述のとおり、法令違反に伴って「Classic」では欠番となってしまったこの企画ですが、「だるま屋ウィリー事件」や「姫だるま」などの目玉シーンも盛りだくさんでした。
この企画では、カブで回ったルートを調査しました。

◆原付東日本におけるルート
東京・埼玉・群馬・新潟・山形・秋田・青森


◆原付西日本におけるルート
京都・兵庫・鳥取・島根・山口・福岡・大分・宮崎・鹿児島

3-4.日本全国絵はがきの旅

さまざまな絵はがきの場所を調べて、同じアングルの写真を撮影しよう、という企画でした。
「2」ではまさかの北海道・時計台を引き、「何とかインチキできんのか」という名言も生まれました。


「絵はがき」で訪れた場所は以下。

◆「絵はがきの旅1」で訪れた場所
東京・群馬・徳島・石川・愛媛


◆「絵はがきの旅2」で訪れた場所
茨城・北海道・宮崎

3-5.試験に出るシリーズ

大泉校長が大奮闘する「試験に出るどうでしょう」「〜石川県・富山県」「〜日本史」で、メンバーおよび安田顕さんが訪れた場所です。

◆「〜どうでしょう」で訪れた場所
滋賀・岐阜・静岡・山口・鹿児島・福岡


◆「〜石川県・富山県」で訪れた場所
石川・富山


◆「〜日本史」で訪れた場所
愛知・滋賀・京都

その後、すべての企画で「四国八十八箇所巡礼」が行われました。
なので、四国4県も制覇していますね(↑ですべて『制覇』しているので割愛)

3-6.その他の企画

3-1から3-5までで、どうでしょう軍団が『制覇』していないのは以下の6県。

千葉・神奈川・山梨・和歌山・佐賀・沖縄

うち、沖縄は「激闘!西表島」のロケ地となっており、そこで制覇。
むしろレギュラー放送時では、沖縄は1回も訪れていなかったんだな。


他の5県について、他の企画を調査してみましたが、どうみても訪れている形跡は見られませんでした。


というわけで、結論は、

どうでしょう軍団は47都道府県を制覇しておらず、到達していないのは以下の5県。
千葉・神奈川・山梨・和歌山・佐賀


…と、ここで終わらせるはずだったのですが、僕はここで重大なミスを犯したことに気づいたのです。

3-7.調査時の最大のミス

それは「3-1.サイコロの旅」にありました。


僕はここで「サイコロを“振った”場所」として、29都府県を挙げましたが、実はサイコロ企画で「“訪れた”場所」はまだあったのです。


まずは「サイコロ2」。徳島での最後のサイコロで、札幌直行が3/6あるにもかかわらず、大泉洋さんが出した目が、

本州最南端・和歌山

ということで、和歌山港までいってたのです。
前の自由研究ではあくまで「サイコロを振った場所」で調べていたので、「訪れただけ」という場所があったのは盲点でした。


さらにもう1つは「サイコロ3」。
大泉さんを騙すため、鈴井貴之さんのラジオ番組にゲスト出演した樋口了一さんにくっつき、樋口さんの自宅がある(当時)神奈川県・川崎市に訪れていたのです。
樋口さんの家でいい気になった大泉さんに、「サイコロ企画」であることを伝えて絶望の淵に追い込む…といった流れで始まってたのを忘れていました;;;


とはいえ、見落としはこれら2点で、結局は47都道府県の制覇はできていなかったのですが。

4.結論

どうでしょう軍団は47都道府県を制覇しておらず、到達していないのは以下の3県。
千葉・山梨・佐賀

千葉県は、おそらくは成田空港など海外への経由で訪れている可能性はあるかもしれないですが、少なくとも目的地としては立ったことはありません。
佐賀県は、嬉野Dの出身地なのですが、「どうでしょう」では意外にもなかったのですね(目的地として。乗り換えなどではあるのですが)。


今後の「どうでしょう」で、これら3県を訪れる冒険はあるのでしょうか?現時点で最新作のお話はありませんが。
以上で、今回の自由研究を締めさせていただきます。

5.最後に

もし、上記3県で訪れているんじゃないの?というのがございましたら、コメント欄またはWeb拍手にて情報お待ちしています。