「鬼玉」で植村花菜が語った“私”と“わたしのかけらたち”

需要があるのかないのかわかりませんが、今回は先日ゲスト出演した「鬼玉」で、植村花菜ちゃんが今回のアルバムについて語っていたのを書き起こしていたので、それを上げようと思います。
ちなみにその時のゲスト回の番組レポはこちら。

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今回のアルバムは、歌詞カードが1枚で折り曲がっているようなタイプのものになっている。
玉川美沙さん「全体的に…よろしいんですわ」優しいたまちゃん(笑)

玉川「毎回毎回もちろん自分の中ではそんときに1番いいやりたいことやっているはずなんですけど、それを毎回ちゃんと自分で『今までより1番いい！』って言えるかどうかの難しさってあるじゃない？ちゃんと進化してこれたかとか、納得できるように自分が成長できたかどうか…今までの中で1番わかりやすい『成長』なのか『変化』なのか『進化』なのか…なんじゃないですか？」

植村「ホンマに、もちろん毎回毎回最善尽くしてベストを尽くして作ってるんですけど、今回はですね、たぶん今後の作品が変わっていくんではないであろうかと思うような自分の中でいろんな『発見』があったりとか、ホンマに『変化』のあるアルバム作りになったんで…スゴイなんかこう“アーティスト・植村花菜”としての新たな道を歩みだせそうなきっかけになったアルバムじゃないかな、と自分では思ってて…これからまた書いていく新しい曲っていうのも自分でも楽しみですし、もっともっとホンマにこの今回のアルバムで“植村花菜にしか歌えない曲”っていうのがホンマに詰まったアルバムやと思うんで、これからそういう“私にしか歌えない歌”をどんどん書いていきたい、っていうかいくべきやなってよく思わせてくれたアルバムなんで」

玉川「作っている最中からもうそういう気持ちはふつふつと出てきてたわけ？出来上がってから改めてそういう気分になったわけ？」

植村「出来上がってからじゃないですかねぇ、作ってるときは必死やったんで…多分作って、全体像が見えてきたときに、『あっ、これは私にしか歌えない歌だな』っていうのがやっぱりあって、『シンガーソングライターとしてこういう曲を今後も絶対作っていくべきやな』っていうのは、レコーディングとか終わったときにスゴイ改めて感じたっていうか…」

たまちゃん、花菜ちゃんが口に出した「成長」「変化」「進化」「発見」という二字熟語。
これらから察するに、今回のアルバムは今までにない、今まで以上の内容となったんでしょう。

シンガーソングライターとしてこれからも活動する上で、自分が作りたいものができないとしょうがないですし、そういう意味で「これからまた書いていく新しい曲っていうのも自分でも楽しみ」であったり、「これからそういう“私にしか歌えない歌”をどんどん書いていきたい、っていうかいくべきやな」という言葉は心強いです。

でもやっぱり作っていく段階ではそういうことを考えてはいられなかったんでしょうね、“必死やった”とも言っているし。
そこで余裕ができるようになれば、また1つ「進化」なのかも…とか言って。

また、今回のアルバムには、ミュージシャン・寺岡呼人さんがプロデューサーとして参加している。

玉川「呼人さんもシンガーソングライターとしても活動してるし、もちろんプロデューサーとしてもスゴイ有名な方だし、“アナノリ”の人やし」
植村「ホンマに気さくで…」
玉川「ちょっとポカンとしたところあるお兄さんじゃないですか」
植村「若干天然なところがあったりとかしてね…」
玉川「かわいいお兄ちゃんでしょー？」

玉川「作業的にはどうだったの？やりやすい・にくいとか、厳しいところもある人じゃないですか、実のところはね」
植村「でもむっちゃやりやすかったですねぇ。多分相性がむちゃくちゃ良かったと思うんですけど、何かやっぱ話しやすかったですし、相談とかもちゃんと聞いてくれるし、もともとお互いの向かってる所にブレがなかったんで、たぶんうまくすんなりいったんかなぁ、っていう…まあ初めてやらせていただきましたけど、ホンマに初めてと思えないくらいスムーズに進んだし、出来上がったものもお互い納得できてるし…っていうんで、スゴイよかったです」
玉川「シンガーソングライター同士でなんかスゴイいいものを作ったんだなぁ、っていう感はありますよね。お兄ちゃんみたいなね、そんな感じの人ですもんね。『いつでも家遊びにおいで』とか言われそうでしょ？雰囲気的にね」
植村「呼んでもらったことないですけど(笑)」
玉川「私もない(笑)意外とないですけどね」
植村「今度押しかけましょ、2人で…大丈夫かな？(笑)」

呼人さんといえば、JUN SKY WALKER(S)のベーシストとして活躍後、ゆずや矢野真紀さん、意外なところではネプチューンなど、数多くのアーティストやタレントの音楽に携わった、言わずと知れた名プロデューサー。
「トイレの神様」では編曲で参加しています。

今回そんな方と一緒に音楽制作をした上で、「やりやすかった」「相性がむちゃくちゃ良かった」と言えるというのは、いろいろと恵まれていますよね。
しかも「もともとお互いの向かってる所にブレがなかった」ということで、あのような作品が出来上がったんですね。これは他の曲も楽しみだ。

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…なんかほとんど書き起こしだけで終始してしまった感はありますが(^^;

そんな花菜ちゃんの最新アルバム『わたしのかけらたち』は明日発売。
僕も週末に都内に出られたら、まだ購入できていない樋口了一さんのアルバムと一緒に買う予定です。

14日のTHE NACK5 TOWNでの発売記念イベント、行こうかなぁ。でも今住んでるところって大宮は結構距離あるんだよなぁ…。

わたしのかけらたち (DVD付)