「絶対に笑ってはいけないホテルマン24時」新おにぃのポテンシャル

今回の「『ガキの使いやあらへんで！！』絶対に笑ってはいけないホテルマン24時」のMVPは文句なく新おにぃでした。

ホテル紹介VTRでもインパクトを残した新おにぃですが、最もインパクトを与えたのが「ホテル対抗ユーモアミシュラン」のときでした。
ブラックマヨネーズ・小杉やFUJIWARA・原西、森三中・黒沢などがいる中にこの新おにぃもいました。

最初の「ユーモアワードリレー」で『日本酒の名前っぽい言葉』での新おにぃの答えが、

「燕殺法」

「殺法」というフレーズのチョイスが。

次の「ユーモアダンシング」ではクネクネした踊りをしたあと、山崎邦正さんが前に出るときになぜかベルを「チーン」と鳴らしたり。
後ろにいたキングオブコメディ・今野も普通に笑っていたものなぁ。

そして極め付きが「ユーモアもしもモノマネ」。
『もしも○○がホテルの従業員だったら？』というお題に対してモノマネをするのですが、最初の「アントニオ猪木が〜」では、「ダーッ！」の腕をしながら、

「できた！？じゃ行こうかー！」

さらに続く「矢沢永吉が〜」では、「女性ひとりっていうのは、たまには気分転換必要ですよね」と、もはやマネる気ゼロ。

そして「パリス・ヒルトンが〜」に至っては、

「ハロー ディジュハバ…ディジュハバ リザベーション？
ホーチュアネーム？
ディス イズ ワッ
どこに行く これからどこ行こうってんだ？
ウェア アーユー ゴーイング ウィズトーキョー…」

と、外国人だからか、英語を使ってチャレンジしていました。
ここで田中が尻を叩かれる。

で、仕切りなおしてモノマネ再開しましたが。

「どこ行きますかって訪ねました。
東京タワー行ってないって言うので、東京タワーに案内しましょうか？と申しました。
東京は結構広いから〜？どこへ連れてったらいいかわからないけど…」

もはや英語はもちろん、モノマネまで諦め出した！

松本さんとココリコが叩かれたあと、3度目の仕切り直し。
ですが、もうモノマネ云々ではなくなりました。

「本人がどういう人かわかんないんで マネ出来ないんですけど、
でもまぁ何とかしようと思って〜、それで英語でやったんです」

あくなきチャレンジ精神が素晴らしすぎる(^^;

最後の「ユーモア大芝居」では、黒沢が最初に悲鳴を上げ、それを受けて邦正さんが被害者に回ります。
これに対して浜田さん「山ちゃんオイシイし楽なとこ選んだな。山ちゃんズルイわー」とかなり的確なコメントを残していました。

で、新おにぃは倒れているのを発見したホテルの従業員という役回りになったのですが、
刑事役に回った原西が名前を聞くと、倒れた邦正さんは「マサタカ」、黒沢(マサタカの娘)は「マサコ」、そして名前を振られた新おにぃは、

「コーイチです。前島コーイチです」

調べてみたら、新おにぃの本名(前島浩一)でやんの！ ここで名乗るかー。
これには出演陣も笑い転げていました。

もうこれだけの材料が揃ったら、今回の「笑ってはいけない〜」のMVPは新おにぃを除いていないでしょう。
あれだけ売れっ子の芸人が揃いながら、ここでの新おにぃの前には霞んでいましたね。